キリンソウ

鬱病と共に生きつつ寛解を目指す。ガジェットとアナログの両方で生活を良くしたい。

戦え!何と?フラッシュバックと。

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先月末くらいに、一度大きなフラッシュバックをかましまして、未だに立ち直れてないです。
ずるずる引きずっているのは、恐らく台風で気圧が不安定なせい。
何が原因で起こるかわからないことですし、いきなり何かに地雷を踏まれることもあるので、防ぐのがなかなか難しいです。

今回は、私が悩んでいるフラッシュバックについてお話します。

思い出が降ってくる

私は時折、フラッシュバック経験がない人に説明をするとき「嫌な思い出が降ってくるイメージ」と言います。
厳密には違うのでしょうが、その時の記憶が一気に呼び起こされ、手足は震えますし息も落ち着きませんし、蕁麻疹も出ますし、最悪耐え切れずに自分の首を絞めてしまったりとか。
死にたいから絞めてるんじゃなくて、正気に戻りたいからです。

それでも思い出は止まりません。頭の中がグルグルグルグルして、真っ白になって、クタクタになって床にへたり込んでしまいます。

覚えていることと忘れていること

私はいくつかトラウマを抱えていますが、今回は「内容を覚えているトラウマ」だったので余計に尾を引いているんです。
覚えているがゆえに、生活の中のくだらないことで、またひとつ、またひとつと思い出をえぐられます。

覚えていないトラウマ、というと不思議かもしれませんが、解離状態で受けたいじめについてはほとんど何も覚えていません。
浮かぶ映像は小学校の机だけ。どうやら私は着席しているようで、机をじっと見つめています。
めまぐるしく嘲笑が聞こえ、クラス中の視線が全身に刺さり、耐え難い苦痛が襲います。

その時のいじめの内容は本当に殆どわからなくて、ただ同級生の顔を見たり、名前を聞いたりすると吐き気をもよおしたり、鳥肌が立ったり、震えが出たりします。 脳が勝手に封印した記憶で、これだけ弄ばれています。
覚えている記憶がもし、強制的に呼び起こされたら……。
しばらく、立ち直るのに時間が必要になります。

何気ないその一言が

冗談が通じる関係ではない人からの、ちょっとした嫌味や妬みの言葉、冗談だと思わずそのままストレートに受け取ってしまうと傷つくような言葉。
親しい人からの言葉ならば、なんとかガードできるのですが、ノーガード状態で受け取った言葉は本当に刺さります。
そういった言葉は普通に考えて嫌なものです。

自分にとっては弱パンチを放ったつもりでも、相手にとっては元気玉クラスの威力がある言葉かもしれません。
今後も細やかな部分まで考えて、ネットでの交流を楽しみたいと思います。