中々オススメにザンボットは挙がらないという風潮なので1記事でまとめる
先日のこの記事ですが、ラストで無敵超人ザンボット3を紹介しています。
「なかなかそこでザンボットは出てこないぞ」というご指摘が家庭内から湧き上がりまして、もう一度ザンボットの良さについて考えていただきたいと思い記事にすることにしました。
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適当なあらすじは過去記事にあります。
いきますよ!いいですか?!ザンボットのおすすめポイント紹介しますね!!
ちょっぴりネタバレです。
オープニングテーマがかっこいい
とにかくテンションが上がるあのオープニング。
この歌い出しを口ずさんだだけでも全話見たくなりますよ。
ロボット好きの心をグッと掴む歌詞と曲調が、今のロボットアニメにはあまりないと思います。
家族の絆がキーポイント
宿敵・ガイゾックと戦う神ファミリー、それぞれの思いと深い絆。
そして、主人公の勝平と二人のいとこが仲間として戦う姿。
どこまでも胸打たれます。
このアニメ、3人が駆るメカが合体してロボットになるんです。
しかし、一番かっこいいところに勝平が乗っているので、調子乗りの勝平は一人で暴走したりいうことを聞かなかったりすることもありました。
同級生でライバルの香月と対立したり、バイク乗り回したり自由奔放もいいところです。
しかし、目の前には苦しく痛々しい現実がありました。
勝平が地球のためにガイゾックと戦えば戦うほど街は壊れ、人が死に、日常がなくなっていきます。
そうです、このアニメ、壊れた街が来週の放送で回復してるなんてことは一切ないんです。
徹底的にエグい
街がきれいになっていないということは、街の人達の家や仕事がなくなっているということです。
勝平たちは、街の人達から疫病神扱いされるようになります。
神ファミリーからの差し入れ物資を、街の人が断るという子供にはエグいだろと思う描写があるのですが……。
パイロット3人は10代前半なのに、かわいそうすぎます。
命がけで救おうとしている相手に心からdisられ、同級生には憎まれ、ほんとよく戦えるなという状況の中で物語は進んでいきます。
このアニメの中でもかなり有名であろうエピソード、「人間爆弾」も欠かせない要素です。
ガイゾックの難民キャンプにさらわれた人間が、手術を施され人間爆弾にされてしまう……。
汚いぞガイゾック。勝平の友人も人間爆弾にされ、目の前で爆発します。
星が輝く時
人間爆弾にされた人たちを助ける術は、ガイゾック側にもわかりません。
もう爆発するしかないそうです。
勝平の友人も、もちろん爆発するしかありません。
人間爆弾のみなさんは、人の迷惑にならないところで爆発しようと、移動を始めます。
悪ガキの浜本くんも、初めは「散り際くらいカッコよく」的な態度で移動する人たちに続きます。
しかし、浜本くんは勝平たちの元へ戻ってきて、心からの叫び声をあげます。
一人で死ぬのは怖い、父も母もいないところで死にたくない……。
叫ぶ浜本くんを他の人間爆弾さんが連れて行き、離れたところで閃光が……。
勝平は助けられなかった命に涙します。
とにかく心理描写がリアル
あまり最終のテーマに触れないように書いたらただの鬱アニメみたいになりましたが、まあ本当に鬱アニメです。
最後の戦いは涙なしでは見られません。
このとき、自分が町の人間だったらどうするか?
大切な人を失ったら?
そんな「考えるべきところ」が幾つもあります。
ほんとうに面白いんですよ!!ただちょっと精神にくるだけです!!
ぜひ見てみて下さい。