私と視線恐怖症
たまには真面目に自分のメンタルの話でも。
視線恐怖症ってご存知でしょうか?
私は視線恐怖症に悩まされています。
一度感じてしまうともういてもたってもいられないくらいで、外を歩くのも家の中にいるのも地獄です。
あくまでも個人的な、原因であろうことと症状をお話します。
どんなことが起きる?
まず、この恐怖症で私に起きることを挙げます。
- 動悸
- 息ができなくなる
- 脂汗、冷や汗
- フラッシュバック
- 誰も信じられなくなる
- その場から逃げたくなる
- 吐き気
「この人も影で私のことをどう言っているかわからない」という考えにとらわれ、家族ですら信じられなくなります。
家にも居場所がなくなり、家を飛び出しますが外にも居場所はありません。
正直、これらのせいで人生めちゃくちゃです。
原因を殴り飛ばして治るものならそうしたいくらい。
何がきっかけで生きづらさを感じる?
視線恐怖症の症状が出て来る原因は様々ですが、主に以下のようなことがトリガーになります。
- 自分の容姿や家について外から注意を受ける
(スカートめくれてるよ、カーテンの隙間から家の中が見えてるよ等) - 外で目撃されたことがわかる
(昨日○○に行ってた?みかけたよ!というような世間話も含む) - すれ違いざまに誰かをdisるような言葉が聞こえる
(自分のことのように感じる=被害妄想) - 笑い声が聞こえる
(特に子供と女子中高生がダメ) - 明らかな視線を感じる
いくつか日常にありふれることも含まれますが、私には恐怖でしかありません。
思い当たる原因を挙げていきます。
小学生〜高校生まで受けていたいじめや冷遇
学生時代、決して明るいタイプではありませんでした。
特に小5のときのいじめはひどく、その頃過ごした町を通過することすら昔はとても怖かったです。
私の挙動すべてが、指をさして笑われる対象でした。
私は加害者たちに殺されかけたことがありますし、怖くて当然だと思います。
これが原因で、すれ違いざまに聞こえる会話や笑い声に敏感なのだと思います。
若い女の子がゲラゲラ笑いながら食事してるファストフード店やファミレスでは、よく発作を起こしています。
家の中が見られていること
家の中が見えているという趣旨のことを聞かされて、本当に頭がおかしくなりそうでした。
現在は雨戸を年中閉めて対策していますが、以前はカーテンを閉めていただけなので、たまにそういったことをご近所さんから聞かされました。
なんで人の家の中を見るの?どういう神経をしているの?と、思考がぐるぐるして最悪でした。
対策として、すべての窓に気持ち悪い生首を置いたり、グロ画像を引き伸ばして貼ったりしようかと考えましたが、家の者に止められてやめました。
見られなくなるならなんでもいい、なりふり構っていられないというのが本心です。
見られているとはっきりわかった時の恐怖は、筆舌に尽くし難いものがあります。
見られて困るものがあるのではないです。
そういう問題ではないので、誰にも一切理解してもらえないのが一番苦しいところです。
余談ですが、ベランダに服を干すこともできません。
洗濯物をチェックされたくないからです。
すべて部屋干しにしています。
親が笑いながら容姿を注意してくる
見た目に関して、親に笑われるのが1番苦しかったように思います。
服が前後逆だとか、その格好は○○みたいだとか笑いながら注意されると、心の底から傷つきました。
家族の中で落ち着くことを知らずに育ち、今まで生きてきたのではということがカウンセリングでわかっているので、家族の反応にはかなり敏感です。
生きるのがすごく面倒くさい
ここまでくると本当に何もかも面倒くさいです。
私も好きで過剰反応しているのではありません。
自意識過剰なのもわかっていますが、怖いものは仕方がないのです。
特定の人物ならブロックで済みますが、歩いていて発作を起こすこともよくあるので困りものです。
せめて家の中でくらい落ち着きたいです。
誰にも見られないところで楽しく暮らしたい……。